この記事は?
2021年末から2022年始の東証マザーズ市場の暴落後のリバウンドが起きない理由についての記事です。
松井証券のマザーズ信用取引評価損益率からわかること
松井証券が公表するマザーズ信用取引の評価損益率はマイナス30パーセントを超えると下げ止まりになり大きくリバウンドすることが多かったのですが、今回はそれに当てはまらないということです。
マザーズ市場で追い証が少ないのはナゼか、まだ来ないセリクラ - 株式マーケット|QUICK Money World - 株式投資・マーケット・金融情報の総合サイト
【日経QUICKニュース(NQN) 中山桂一】東証マザーズ指数の下げが止まらない。米金融政策の転換が間近に迫るなか、グロース(成長)株の多いマザーズ銘柄には逆風が吹く。下げトレンドが強くなった2021年11月半ばから3割
その理由としてこの記事では信用の担保にトヨタ自動車など株価の安定した株を差し入れている個人投資家が多いためとしています。そのため今回の暴落でも意外にも損切りが発生せず、先日のリバウンドも小幅で終わりました。セリクラ(セリングクライマックス、投げ売り)が発生するような下落があるまでは、様子見した方が良いようです。
マイナス30パーセントを超えたのは、2020年のコロナショックにまで遡ります。本当にそんなところまでいくのか想像もできないですが、リバウンド局面をねらいたい個人投資家が多くいるため、いつもと違う動きになっているということなんでしょうね。
@Matsui06松井証券で信用取引口座をお持ちのお客様に限定して、「マザーズ銘柄の信用評価損益率(松井証券店内)」を配信しています。
— 松井証券 (@Matsui06) January 12, 2022
12日のマザーズ信用買い評価損益率は-28.76%(前営業日比は+1.83pt)。
詳細はこちら⇒https://t.co/WcWcb89q6K#マザーズ #信用 #評価損益率
ところでこの松井証券のマザーズ信用評価損益率は、とても役に立つ数字でありがたいですね。いつもツイートありがとうございます。
まとめると
- 信用評価損益率はセリクラが起きておかしくない状況だが実際はおきていない。
- その理由は信用担保株の株価が安定しているため。
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