水戸ホーリーホックの開幕戦となったホームのベガルタ仙台戦を観戦しました。本来はアウェイ大分戦で開幕となるはずでしたが新型コロナウィルスの影響で3/9に延期となり2/27のこの試合が開幕戦となりました。
水戸はキックオフ後から試合を優勢に進め、FW木下と安藤が惜しいシュートを何本か放ちます。そんな中、木下がエリア内右から放ったシュートが相手に当たってリフレクションしゴールが決まります。その後も水戸のペースで試合を進めますが、中でもテゲバジャーロ宮崎から新加入した前田椋介のボール奪取と配給が良く試合をコントロールしていたように見えました。
しかし仙台がこの試合初めてハマった攻撃で水戸の右サイドを破りクロスを入れます。それは防いだものの、その流れからのシュートで不運なことにハンドの判定があり、仙台にPKが与えられます。秋葉監督の抗議の雄叫びがスタジアムに響き渡りましたね(笑)これを水戸から移籍した中山が水戸のキーパー中山相手に決めて同点となり前半は終了します。
後半は同点に追いついてから動きが良くなった仙台と選手交代でそれに応戦した水戸との一進一退の攻防が続きます。仙台が吉野のゴールで2-1と逆転しますが、その後すぐ水戸は山口から新加入した高井和馬がドリブルからの見事にキーパーの頭を越えてゴールネット上に突き刺さるシュートで2-2と同点にします。
水戸は途中交代で入った唐山と梅田が仙台のディフェンダーの裏を取る動きがはまり、何度かシュートチャンスを作りますが決めきれません。試合終了まであと2分となったところで仙台がエリア内右でヘッドの折り返しを途中交代で入っていた遠藤康が落ち着いて決めて2-3逆転し試合終了です。
後半には仙台のゴールエリア内のハンドでPKと思われるシーンがありましたがハンドの判定にならず。さすがに普段はおとなしいメインスタンドの観客も全員で審判に突っ込んでましたね(笑)
試合全体としては水戸の内容が良かっただけに勝ってほしいところでした。水戸は移籍する選手も多くいますが、秋葉監督3年目でチームの継続性も感じられます。次の試合も楽しみにしたいと思います。
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